柔道整復師のやりがいとは?各業界ごとのやりがいについて

就職の基礎知識

こんにちは!はじきゃりです。

柔道整復師の資格を取得すれば整骨院や接骨院はもちろん病院の整形外科や介護関連施設でも働くことが可能です。

本日はそれぞれの現場でどういったやりがいがあるかについてご紹介していきます。

整骨院で働く柔道整復師のやりがい

柔道整復師は直接患者に施術が可能なため、患者の具合が良くなっていく段階に関わることができます。

患者の症状をヒアリングし、改善案を提案し、自分の施術で患者の体調が良くなっていくのを見たり、患者に感謝されると非常にやりがいを感じるでしょう。

満足度が高ければ、リピーターに繋がり信頼して来院してくれます。また他の方を紹介して頂くことで、さらに患者が増えていきます。

その他の医療系の職種と異なり、医師の診断などが必要ないためスキルを積むことでより多くの患者の役に立つことができます。

また独立という選択肢があるため、自分のお店を持つやりがいがあります。自分の好きなようにメニューを作ったり、店舗のデザインや内装も決めたり、成功すれば収入が大きくアップします。

自分で考えたり、チャレンジをすることが好きな人にとっては非常にやりがいを感じることができるでしょう。

柔道整復師の業界はまだまだ女性が少ない業界でもあります。なので非常にチャンスがあります。女性の患者にとっては、女性の柔道整復師に施術してもらいたいという希望や特に産後の骨盤矯正など女性特有の悩みなどは同性に対応して欲しいといった希望もあります。

個人でスキルを積めば女性でも男性でも関係なく活躍することができる仕事です。

医療機関で働く柔道整復師のやりがい

病院やクリニックなどの整形外科で働く柔道整復師のやりがいは、整骨院等では得られない専門的な知識や高度な経験を積むことができる所です。

整形外科ではレントゲンやMRIでの診察や、手術など整骨院では見れない症状を持った患者が来院することがあります。骨折・脱臼・打撲・捻挫など外傷治療全般に対応できるため幅広く臨床的なスキルを身につけるチャンスがあります。また検査画像の見方や、機器の使用方法なども学ぶことができます。

病院ではその他の医療系職種と同じ職場で働くことになります。医師や看護師、理学療法士など様々な職種の人々と関わることで刺激になり、多くのことを学ぶことができます。

他職種と切磋琢磨しながら患者さんの治療に貢献ができます。

研修会や勉強会への参加

病院やクリニックでは通常業務だけでなく、従業員のスキルアップのため、研修会や勉強会が実施されることがあります。

特定の症例に対して治療法や治療結果などの症例を発表する機会や、治療に対してそれぞれが意見を出し合うような場などスキルアップに繋がる機会が多くあります。柔道整復師以外の職種からの意見を聞けたり、議論することができるため新たな知識が吸収できたり視野が広がります。

介護関連施設で働く柔道整復師のやりがい

柔道整復師は介護に関わる現場で機能訓練指導員として業務をすることが可能です。

高齢者向けの施設や、在宅で介護サービスを受けている高齢者に訪問して筋力低下防止のための機能訓練や回復訓練、リハビリを行うこともあります。

日本は今後も高齢化が進み、高齢者の数が非常に多くなってくることが予想されています。年を重ねるほど、身体能力や筋力は低下し、一度怪我をするとなかなか治るにも時間がかかります。場合によっては寝たきりになってしまう可能性もあります。

そういった中で介護に関わる人員は今後さらに必要になると考えられており、柔道整復師においても怪我の予防や身体機能の向上、改善のために活躍することができます。

整骨院や病院と比べると、患者の年齢も高くなり、より長期的に関わることになります。より深く、長期的にそして家族との関わりなども増えていきます。

機能訓練指導員の場合は、機能訓練計画書を作成し、それに基づき介護士等に指導や提案を行っていきます。患者個々によって内容が異なるため、スキルが必要とされやりがいのある仕事です。

介護に関する知識も必要となるため、整骨院や病院で勤務する場合とまた違ったスキルを身につけることができます。

より介護の分野で活躍したい人は介護支援専門員(ケアマネジャー)としてスキルアップや年収をアップすることも可能です。

さいごに

本日は柔道整復師の各業界ごとのやりがいについて紹介しました。柔道整復師は資格を取得すれば様々な可能性があり、非常にやりがいのある仕事です。

各業界によって、業務内容ややりがいは異なるため自分が目指す方向を考えて進路を選択していきましょう。

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