こんにちは、はじきゃりです!本日は整骨院や接骨院の院長の仕事内容や特徴がどのようなものかをご紹介していきます。開業される方の中には、院長の経験を経てそのノウハウをもとに独立される方もいらっしゃいます。
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院長の業務内容や特徴
労働環境の管理
院長はいち柔道整復師として働くだけでなく、働く従業員の管理が必要となってきます。シフトを作成し、労働時間の管理、残業時間の管理、休日の管理などがあげられます。
労働環境が悪ければ従業員の離職に繋がりますし、特に雇われ院長の場合は上の人間から退職の原因や理由を問われることとなります。
また、サービス残業や残業代の未払いなどがひどければ訴訟問題になる可能性もあります。近年は過労によるメンタル疾患の社会人が増えているため、従業員の状況を把握して労働環境を管理する必要があります。
社員への教育(人へのマネージメント)
施術に対しての教育だけでなく、お店のマニュアルや運営方法など様々な領域において社員への教育が必要となってきます。必ずしも、自分が教育する必要はありませんが、下の人間が他の人へ教育できるように育成や指導する必要があります。
そういった意味で人に対するマネージメントは重要で、自分自身の知識だけでなく、言い方や言葉使い、接し方など様々な要因によって社員の受け取り方が変わってくるため常に配慮する必要があります。
パワハラやセクハラなどの言葉が一般化し、管理者への責任が追求される機会が多くなっています。自身がそういったハラスメントに該当していないように注意しましょう。
売上などお金の管理
当然ながら売上を上げて利益が出ていなければ継続して営業を行うことができません。院長は日々の売上や月々の売上を管理し、上手くいっていなければ対応策を取らないといけません。
雇われであれば、毎日上に報告する必要があるので、売上が悪ければ追求されます。また売上だけでなく、従業員の給料や経費の金額なども考えた上でどの程度利益が出ているのかなど数字のマネージメントが非常に重要です。
きっちりと損益分岐を把握し、何人の患者にどのようなサービスをすれば利益ができるのかを分析していく必要があります。
チェーンであれば、店舗の院長が勝手にメニューの内容を変えたり、単価を上げたりといった事はできないケースが多いため、できることの範囲で利益を上げていくことが要求されます。また、会社によっては日々の仕事の内容ではなく、パソコン上の数字だけで院長の力量を判断される事もあります。
患者の集客
もし、店舗の売り上げが悪ければ患者の集客も積極的に実施していく必要があります。雇われ院長であればできることに限られますので、予算の範囲内で広告を打ったり、ビラを配布したり、インスタグラムたtwitterなどSNSを積極的に更新してPRしていくなど様々な方法があります。
集客に関しては、やれば必ず簡単に結果が出るというものではありません。独立したときのことを考えながら、勉強も兼ねて実践しましょう。
保険の管理
整骨院や接骨院では保険適応での治療が可能ですが、グレーな部分が多いのが現実です。もし不正請求等で国からの指導が入れば、その店舗だけでなく会社にとって非常に悪影響を及ぼします。
会社の方針を理解するとともに、国の方針や法律なども最低限きちんと把握しておく必要があります。
責任が発生する
院長はその接骨院や、整骨院のトップとなります。雇われ院長で、本部やオーナーが別にあるとしても、現場で起こった事柄への責任が発生します。患者からのクレーム対応や、従業員のミスや不手際への対応、お金の管理、保険請求の管理、労働環境の管理など様々な問題の責任を負うことになります。その分ストレスも他の従業員よりも多くなっているため、一般社員よりも給与水準が高くなります。
独立する前
もし独立を考えられているような方であれば、院長としての勤務の経験は非常に役立つでしょう。独立して自分の名前や看板を出して働くようになれば、責任が全て自分に関与していきます。院長として同じような経験をしておけば、そのノウハウを生かして開業することができるため効率良く経営ができます。
さいごに
本日は接骨院や整骨院の院長の仕事内容や特徴についてご紹介してきました。
弊社では柔道整復師や鍼灸師の方の就職や転職の支援を行っております。些細なお悩みの対応もしておりますので、お仕事に悩みを感じている方は以下のフォームからご入力下さい。